初の○○○○シリーズかー。
私がツクールを始めるきっかけになったフリーゲームは「B.B.ライダー」です。
制作にのめりこむきっかけになったゲームは、VIPRPGの「三馬鹿クエスト」。
今回は、とある【初シリーズ】に関するお話し。
うちは物心ついた頃からのヘビーゲーマーなので
たまには(?)ゲームに関するマニアックな話題でもどうでしょう(威圧)
「機動戦士Ζガンダム・ホットスクランブル」1986年にバンダイから発売されたファミリーコンピューター用ゲームソフト。
携帯電話用ゲームとしても移植された作品です。
うちは学生の頃、なぜか寮に置いてあったので遊んだ経験があります。
実はこの作品が、ファミコン初となるガンダムシリーズを題材としたゲームになります。
ジャンルはアクションで、全体の流れとしては
1、FPS的な視点操作によるシューティング(地上)
2、FPS的な視点操作によるシューティング(宇宙)
3、横スクロールのアクションシューティング(要塞)
の3つを繰り返していきます。
地上と宇宙のシューティングシステムは、
セガより発売された「スペースハリアー」のようなもので
疑似的な奥行きを設け、高速スクロールを演出することによるスピード感を表現した
当時としてはレースゲーム等でもよく使われていたシステムです。
このゲームを手掛けたのは、知る人ぞ知るあの遠藤氏です。
そう、あの遠藤さん!ゲームセンターCXにも時々ゲスト出演なさっておられ、
「ゼビウス」や「ドルアーガの塔」、「ケルナグール」を開発した、あの遠藤雅伸さんです。
遠藤氏本人やユーザーからの作品に対する評価はいまいちなものでしたが、
それでも調べたところによると、40万本の販売本数となったようです。
こちらも調査の副産物ですが、2016年4月秋葉原では12万8千円で取り扱われていたそうな。
現在ではプレミアのついたレトロゲームなのですね。
また、今年2016年は「機動戦士Ζガンダム・ホットスクランブル」の発売30周年にもあたり
春にはお台場でイベントが催されました。
今でもファンの方々の支持があるのは
ファミコン初のガンダムシリーズ作品だからという理由だけではない気もします。
ゲームに使用されている楽曲が、これまた一部のコアなファンには人気のようで。
アニメ「機動戦士Ζガンダム」のテーマになった
森口博子さんのデビュー曲「水の星へ愛をこめて」。
この曲がアレンジされてゲーム中のBGMとして使われているんですね。
私も好きな曲なのですが、実は
ゲームへの編曲を務めたのも遠藤氏だったりします。これは私も知らなかったので驚きました。
ちなみに「水の星へ愛をこめて」の楽曲は
作曲者ニール・セダカによる高額な著作権料を要求されるため
ゲームではスパロボA等を除き、あまり耳にする機会がないのが残念。
うちもゲームを作って遊ぶ者として、遠藤さんには是非長生きして頂きたいものです。
それとホットスクランブルが面白いかどうかは別問題。
そこそこクソゲ( ゚ω゚ )
▼ネット上では数少ないFC版「水の星へ愛をこめて」アレンジ(貴重)
J研
http://j-ken.com/category/game/data/873601/
▼TAS
タグ「貴重な30分だぞ、よく考えろ」